Minimal社内で「前ちゃん」の愛称で親しまれている、新卒採用社員・前山さんに仕事の様子やMinimalに入社した理由、就職活動の話を聞きました。
Minimalでは現在、パティシエ・ショコラティエ・製造スタッフの新卒採用または中途採用を実施しています。ぜひ奮ってご応募ください。
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Minimal工房で日々の仕事
前山:
こんにちは。前山です。よろしくお願いいたします。
4月から半年間の研修期間を経て、10月に正社員になりました。
今は、生ガトーショコラの生地づくりやグラサージュなど仕上げ作業・梱包工程を、先輩社員の方と一緒に担当しています。
Minimalの工房に入って、製品自体に触らせてもらうまでは時間がかかるのかなと思っていたのですが、衛生面のレクチャーを受けた後、早い段階で実作業に入らせてもらえたのは嬉しかったです。
働き始めて、緊張すると肩が凝るタイプなんだな、と気づいたりもしました(笑)。
工房では早番と遅番があるのですが、早番のときは機械を立ち上げて生地を焼いておき、遅番の人が仕上げ工程を引き継ぎます。夕方から毎日1〜2時間掃除します。最後に一日の振り返りをして、チームリーダーからフィードバックをもらいます。最近はテンパリングの作業が少し上達してきたので嬉しいです。
Minimalで学んでいる「テイスティング」
前山:
Minimalでは、全社員で毎週チョコレートのテイスティング(風味評価)トレーニングを行なっています。
私はそのトレーニングの前段階として、新しく入ったスタッフ同士で、NUTTYってそもそもどんな種類のナッツのことを言うのか、などがわかるようになるため、ナッツを数種類を食べ比べたり、FRUITYの風味を知るためにベリー各種の味を覚えるなど自主的な勉強をしています。
もっとチョコレートの味を取れるようになりたいと思って他社のチョコレートも食べているのですが、まだしっかりわかるところまでいけておらず、勉強中です。
Minimalの板チョコレートの味が物差しになるので、他のチョコレートを食べたときも、どのあたりに価値があるのかと考えている気がします。
工房で生ガトーショコラに使うチョコレートも、毎回の製造ごとに繊細に風味が変わるので先輩とテイスティングをして擦り合わせをさせてもらっています。
学生のときにテイスティングなどやったことがなかったので、とても勉強になっています。
なぜMinimal?入社した理由
前山:
親戚がスウェーデンでレストラン経営をしていることもあり、昔から食の世界に憧れがありました。製菓の道に進みたくて専門学校に進学し、夏休み前から就活を始めました。
製菓の中でもチョコレートに興味があったので、ネットであちこち探す中でMinimalを知りました。
カカオの香りは50種類以上。
Minimalの板チョコレートを食べたとき、カカオと砂糖だけでナッツ、柑橘系、マスカット、ビター…など、こんなにも香りや味わいが違うのかと、フレーバーの幅の豊富さに驚きました。
そして、これらのフレーバーの表現方法を知りたいと思いました。
また、Minimalで働くスタッフの方もこのカカオのポテンシャル、素晴らしさを多くの人に伝えたいと思い働いているということ、何よりもMinimalのチョコレートが好きなことを感じました。好きなチョコレートを造れていることに喜びややりがいを感じながら働いていることに、とても惹かれました。
さらにMinimalのことを知っていくうちに、代表が農園を直接訪れ、自分の目でカカオを見極められること、フェアトレード以上の正当な価格で取引しつつ、より良い品質で美味しいチョコレートを多くの人に提供できることも知りました。
世界にやさしい、カカオ農園の方たちにもカカオ、チョコレートのおいしさを届けられる ことも良いなと思いました。
環境面、世界の貧困問題について考えられている点、チョコレートの製法についての興味、Minimalのチョコレートがすきだということ、店員さんからも感じるMinimal愛、自分が好きなチョコレートについての専門性を高めたいという点、全てが相まって、Minimalを志望しました。
就活のアドバイスは「本音で話すこと」
前山:
Minimalでは製造スタッフを募集していたのですが、新卒採用をしていたわけではありませんでした。
未経験の新卒でも採用してもらえるのかと電話で尋ねたところ、社員のお二人が私のために会社説明会のような場を設けてくださいました。
すごく緊張したのですが、にこやかに笑ってくださってホッとしたのを覚えています。
1次面接に進み、ショコラティエ・パティシエチームのリーダーから学校で学んだことやアルバイト経験の製造技術などについて質問を受けました。学校のキャリアセンターで面接対策の練習をしていったのがとても役に立ちました。その後、2次面接と、山下社長の最終面接を経て、12月末に内定をいただきました。
最終面接で社長に初めてお目にかかり、それまでの面接の倍以上の時間を使ってお話をしていただいたのが印象的でした。
山下からは「一緒に働き出すとどうせすぐにバレるから嘘はつかず、本音で話してね」と言われました。面接では図星を突かれることが多く、本心もきっと見透かされると思いますので、志望者の方は包み隠さず素のままに話すのが一番だと思います。
Minimalは多彩なキャリアのプロが集まるチーム
前山:
今は先輩たちに追いつきたいという気持ちが一番ですが、仕事の業務だけやっていても追いつけないなと感じています。
チョコレートやカカオの知識をつけるためにチョコレート検定を受けたりしています。
エンジニアリングディレクターの朝日を見ていて、あれだけの深い知識と味覚と技術を持ちながら、常に一般の人の目線を忘れずに突き詰めているところがすごいなと思います。自分の思うおいしさと、生活者の人が感じる価値をいつも必ず気にされているので。
Minimalの先輩方は本当にいろいろなキャリアの専門家が在籍されているので、それぞれの視点のお話を聞けたり、こだわるポイントの違いを知れたり、吸収できる範囲がとても広いです。
チョコレートに関してはもちろん、それ以外も多方面から学べる環境だと思います。
ぜひチョコレートが大好きな人に入ってもらい、一緒に働けたら嬉しいです。
Minimalでは、パティシエ・ショコラティエ・製造スタッフの採用を積極的に行なっています。
くわしくは採用情報ページをご覧ください。
また、ご質問などございましたらお気軽に以下アドレス宛にご連絡ください。
Minimal -Bean to Bar Chocolate- 採用担当宛
recruit@mini-mal.tokyo