Minimalは、世界中のカカオ農家を直接訪れ、市場価格よりも高値で仕入れた良質なカカオ豆から、自社工房で職人が一つ一つ手仕事でチョコレートをお造りしています。そうして出来上がったチョコレートやスイーツを店頭や自社のオンラインストアで販売しています。
そんなMinimalのチームは職能ごとに主に3つのチームから構成されています。
豆からチョコレートや、チョコレートスイーツをつくる職人で構成されるショコラティエ・パティシエチーム。
バリスタ・ソムリエなどサービーサーで構成される店舗サービスチーム。
マーケターなどで構成されるビジネスチーム。
Minimalでは、どんなスタッフが、どのように働いているのか、
初回は、富ヶ谷本店の店長・亀井、通称かめちゃんの1日をご紹介します!
1杯のコーヒーに出会い単身ノルウェーへ、そしてMinimalへ
2016年に入社し、その後産地へ行ったり、製造も経験している富ヶ谷本店店長の亀井。
元々会社員でしたが、あるとき飲んだノルウェーで焙煎されたスペシャルティコーヒーに感動し、そのまま働いていた会社を辞めバリスタとしてコーヒーを探求しにノルウェーへ!
その後Minimalのチョコレートと出会い、その味わいに衝撃を受け、コーヒーの世界からチョコレートの世界へ飛び込みました。
コーヒーとチョコレートには、同じ南国の作物であったりと多くの共通点があります。Minimalではチョコレートと相性の良いスペシャルティコーヒーもご提供しているため、バリスタとしても腕を磨き続けることができます。
ノルウェーでの出来事など、亀井がMinimalに入社するまでの詳しいストーリーは以下をぜひご覧ください!
【Staff Story #3 亀井編(前編)】
【Staff Story #3 亀井編(後編)】
そんな亀井の店長として働く1日をご紹介します。
9:30~10:30頃 出勤
いつもは10時頃に出勤。
会議があったり、店頭で取材などがある際は少し早めに出勤します。
今日は全社でおこなっているチョコレートの「テイスティングトレーニング」があるため、少し早めに出勤。
「テイスティングトレーニング」では、全スタッフがチョコレートの味わいを理解し、適切に表現できるようにするため、全社員に毎週ひとつのチョコレートを配りテイスティングシートに味わいを点数化して記録し、皆で味わいをすり合わせます。
製造チームの職人はもちろん、販売スタッフやビジネスチームもテイスティングをおこなうことで、スタッフ皆カカオ・チョコレートのプロフェッショナルになることができます。
Minimalに入ってテイスティングをし始めたことで、飲んだり食べたりする際はいつも「渋味」や「酸味」など味わいを点数化してしまうというスタッフも!
トレーニングをつむことで、樹木のようなウッディと呼ばれるフレーバーやスパイシーなフレーバーなども感じることができるようになり、チョコレート以外でも食べることが楽しくなるそうです。
10:30~11:30 オープン準備
その後はオープン準備をおこないます。
他のスタッフと一緒に、店内のディスプレイの準備や掃除をします。
またオープン前には、在庫管理や他部署との連絡なども行います。
11:30~ オープン
11時30分、いよいよ富ヶ谷本店オープンです。
お持ち帰りできる板チョコレートやチョコレートサンドクッキー、イートインできるパフェなどのスイーツから、気軽に楽しめるドリンクまで、多彩な商品ラインナップの富ヶ谷本店。
富ヶ谷本店の特徴のひとつは、チョコレートをご試食いただけることです。
ひとつひとつの商品に使われているチョコレートの味わいやこだわりもお伝えしながら、お客様に合わせて会話を楽しみつつ接客しています。
Minimalのサービスで特徴的なところは、専門性とホスピタリティを高次元で学びながら、お客さんと楽しく会話をしていくという点です。
専門性は、カカオ豆やチョコレートのことはもちろん、コーヒーや紅茶などの飲み物のこと、パフェやデセール(皿盛りスイーツ)などのスイーツのことも同時に学べます。
また、上記にでたティスティングを専門的に学べる機会はとても珍しいのではないでしょうか。ワインやコーヒーと比較してもチョコレートは一般の方でも味の違いがわかりやすく、特にMinimalのチョコレートはその特徴をはっきりと理解できるので、ティスティングトレーニングを通じて、スタッフ自身の味覚を訓練でき、味の解像度を高めることができて、サービス力や飲食店スタッフとして力を存分に伸ばす事ができる環境があります。
何より、味がわかるようになれば日々の食生活が充実するというメリットがありますよね。
接客しているときが一番楽しいという亀井。
「店頭でお客さんに試食をしてもらうときの反応を見るのが楽しいです。産地に行って農家さんに会ったことでより1つ1つのチョコレートに愛着がわきました。」
産地に行き農家さんと直接話し、さらに製造も経験した亀井だからこそ、生産者の想いと職人の想いから完成したチョコレートを、熱量高くお客様に伝えることができるのかもしれません。
お客様に合わせて会話を楽しみながら
スタッフ皆、お客様と会話することを楽しみながら働いています。
会話する中でお客様がどんな好みをお持ちなのか、何を求めているのか知り、それにあったものを提案することを心がけているそうです。
気に入っていただけそうなペアリングをご提案したり、ギフトに迷われている方には、差し上げるお相手の好みなども伺い商品を提案します。
喜んでもらえたり、新しい発見をするお手伝いができたときは、とてもやりがいを感じると言います。
接客はちょっとした気遣いの積み重ね。まずは来ていただいた方にまた来たいと思ってもらえるようなサービスのご提供を目指しています。
また、お客様とコミュニケーションする中で、ときにはお客様からチョコレートの楽しみ方や合わせると美味しいコーヒーなどを教えてもらうことも。
遠方からわざわざ来ていただく方や、毎年、周年記念日にはケーキやお花をもってきてくださる方もいらっしゃり、本当にお客様に愛され、育てていただいていると感じるといいます。
このように、お客様と距離が近いことも、富ヶ谷本店の特徴かもしれません。
また、接客だけではなく、スイーツの盛り付けなども行います。
完成!
接客が落ち着くタイミングで、新商品のディスプレイの準備などもおこないます。
19:00 営業終了!
営業が終わったら、1日の締め作業を行います。
ディスプレイを片付けたり、店の掃除をしたり。
そしてその日のうちに、忘れずに振り返りも行います。
スタッフ皆で、良かった点・悪かった点、明日の引き継ぎ事項を確認します。
怒っている…?と思いきや、威厳を見せようと眉間にシワを寄せてみたそうです。笑
撮影中もでしたが、富ヶ谷本店には和やかなムードがいつもあり、終始和気あいあいとして笑顔と笑いに溢れています。富ヶ谷本店を訪れれば、きっとこの和やかでチョコレート愛に溢れる雰囲気を実感いただけると思います。Minimalで働くことに興味がある方も、ない方も、ぜひ一度いらしていただけたら嬉しいです。
他のスタッフに、Minimalで働いて感じたことを聞いてみました!
「お客さんとの会話が多いことに驚いた。常連のお客さんもたくさんいて、どのようにチョコレートを楽しんでいるか教えてもらったりすることも楽しい。」
「店頭のスタッフだけでなく、製造チームであったり、マーケティングやECを運営するビジネスチームとの交流があるのがおもしろい。自分の知らない分野を知ることができるし、この環境はMinimalが初めてかも」
ときにはビジネスチームのメンバーが店舗で仕事していたり、接客していたり、いつもは白金の工房で勤務することが多い製造メンバーが富ヶ谷本店でパフェの仕込みなどをすることもあります。チームの垣根を超えて、メンバー同士が協力していることもMinimalの特徴かもしれません。
最後に、亀井にやりがいを聞くと…
「食に関心のあるスタッフが多いのでいろいろと情報交換をしたり持ち寄ったりしながらインプットできるところも面白いです。」
「お客さんからの反応を一番身近で感じることができるのが喜びでもあります。そしてチョコレートをお客さんに届けることで農家さんの為にもなっているということにやりがいを感じています。」
満ち足りた環境とは言い難い、赤道直下にあるカカオ豆の生産国。Minimalは、農園を直接訪れカカオ豆の品質向上のサポートも行うことで、豆の単価をあげ、農家さんの生活水準の向上にも寄与できれば、と考えています。
そして、質の良い豆からおいしく新しいチョコレートをお届けしたい。
お客様・農家・造り手の“三方良し”を目指しています。
Minimalではスタッフを募集中です。
ぜひお気軽にご連絡ください。