【開発ストーリー】モンブランとガトーショコラの競演「和栗モンブランの生ガトーショコラ」

2025.10.14 #Minimal's Story & Report

秋を楽しむ、“笠間の和栗”を贅沢に使った「和栗モンブランの生ガトーショコラ」が期間限定発売しています。
開発秘話を、開発担当の奥野が語ります。

和栗ならではの繊細な風味を活かす

奥野
今秋シーズンは“和栗”を使ったガトーショコラの新作を開発しました。

Patisserie Minimal祖師ヶ谷大蔵店でおつくりしている「モンブラン」を、ガトーショコラと合わせて取り入れたいと考えました。

茨城県・笠間の小田喜商店さんの和栗は、丹精に育てられた栗を職人の手仕事で栗むきをして仕上げられています。

去年その仕事場を見学※させていただいたご縁もあり、繊細でありながら芳醇な素材の味をガトーショコラの形にして多くの皆様に楽しんでいただきたいという思いがありました。
※訪問レポートはこちら

和栗は西洋栗に比べて、甘さは控えめながら豊かな香りが特徴です。この繊細な魅力を活かすため、余計なものを入れずにシンプルな素材で仕上げることに気を配りました。

和栗の甘味と、フルーティなチョコレートのハーモニー

奥野
ガトーショコラは4つのパーツから構成しています。

トップに、和栗のペーストを使ったモンブランクリームを絞り重ねました。和栗の味わいを一番に味わっていただきたいという思いと、見た目を華やかな仕立てにしてモンブランのようなリッチさを感じていただきたいと思いました。

その下に、マダガスカル産カカオ豆からつくるフルーティなチョコレートクリームを絞っています。

ベリー系の酸味と栗の相性は良い傾向にあるので、今回はカカオ由来のベリー系の酸味が特徴のマダガスカル産カカオ豆をアクセントとして用いています。

ほのかなフルーティな酸味が栗の甘味を引き締め、後味が軽やかな印象になっているかと思います。

土台となる生ガトーショコラ生地には、ガーナ産カカオ豆の「CLASSIC」チョコレートを使い、甘いスパイス感のあるチョコレートの風味を栗の甘味に添わせました。

そして、生地の中央部に栗の渋皮煮をごろっと埋め込んでいます。渋皮煮を用いることで、直線的な甘さというより丸い感じのまろやかな甘味を楽しめます。

和栗そのものを味わうことで素材が持つコクも活きています。

和と洋のスイーツを一度に楽しむ

奥野
今年の新作は、モンブラン×渋皮煮×ガトーショコラという、和と洋のスイーツを豪華にひとまとめにするような挑戦になりました。

自然な甘みのある和栗の味わいを一番に感じていただくために、シンプルな素材と構成に徹しています。和栗とフルーティなカカオとの掛け合わせも、Minimalならではの持ち味が活かせていると思います。

和栗そのものの個性を存分に味わえる一品に仕上がりましたので、ぜひ今年の秋の実りをお楽しみください。

和栗モンブランの生ガトーショコラ
【価格】¥3,990(税込)
【発売日】オンラインストア:2025年8月26日
代々木上原店:2025年9月1日
【販売期間】2025年11月頃までを予定
※無くなり次第終了
【取扱店】Minimalオンラインストア・Minimal The Baking 代々木上原


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