Minimalは、直営店舗やオンラインストアで自社製品を直販する以外に、製菓材料としてのチョコレート(クーベルチュール)の卸売や、小売店の販路拡大、他社とのコラボレーション商品なども手がけています。
法人営業部門マネージャーの無量井が、日々のお仕事についてお話しします。

嗜好品の営業は、新たな商品価値を伝える仕事
無量井
前職は専門商社で、コーヒーや紅茶のような嗜好品を百貨店などに営業する仕事をしていました。
生活をすこし豊かにする「嗜好品」ですので、その製品がうまれた背景や風味の特長を深掘りすることで、独自性をご理解頂くように努めていました。
お客様にどんな付加価値があるかをお伝えして導入頂くという点で、仕事の根幹は今と一緒ですね。
入社前に初めてMinimalの板チョコレートを食べました。
ザクザクした食感に加え、酸味や香りをしっかり感じるチョコレートには強い衝撃を受けました。
私が一番興味を持ったのは、この味わいをつくりだすMinimalの技術力とクラフトマンシップです。
メーカーとして開発力(レシピ)を持っている点にも大きな強みを感じました。

導入の瞬間やシェフとの交流が、この仕事の醍醐味
無量井
製菓材料(クーベルチュール)の卸売は重要な仕事の柱です。
卸先はパティスリー、ベーカリー、お菓子メーカー、レストランなど多岐にわたります。Minimalが主催する講習会なども通して新規営業しています。
Minimalのチョコレートは味に圧倒的な個性があるので、シェフの方に実際に食べていただくとはっきり反応が分かれますね。
材料の良さをまっすぐ伝えることで導入いただけるようになるのは、小売店の話とはまた違った楽しみかなと思います。
自分が惚れ込んだお店に「原材料としてMinimalを使ってほしい」と飛び込み営業に行き、実際に導入いただいた事例もあります。
商品に力があるからこそですよね。

やはりMinimalの商品を他社さんで使ってもらっていることを実感したときは嬉しいですし、自分が関わって導入された商品が売れていくところ見られたり、SNSでの反応を見ているのも楽しいですね。
特にスイーツが好きな人にとっては、ミシュランのスーパーシェフみたいな方々とも近い関係でお話しさせていただく機会があることも魅力の一つだと思います。
新たなマーケットをつくる、商品プロデュース
無量井
今年、商品プロデュースを手がけた案件で小売店様向け新商品開発の事例についてご紹介させていただきます。
「スペシャルティチョコレート - produced by Minimal -」というシリーズで、本格スペシャルティチョコレートをお求めやすい価格帯とサイズ感で楽しめる企画商品として新開発しました。
Minimalのことを知らないお客さまにも手に取っていただきたいという思いから、あえて商品パッケージにMinimalの名前を前面的には出していません。

クラフトチョコレートの新しいマーケットを開拓していきたいという目標に対し、小売店のPOS実績なども見ながら緻密に企画を立てた案件でしたので、個人的にも会社としても手応えのある仕事になりました。
おかげさまで成城石井さんでは全国のほぼ全店で導入いただけて、毎月安定した量のご注文をいただけています。
バイヤーさんと話しても、「よく売れているし、Minimal品質のものを気軽に買いやすい売り場になった」というお声をいただきました。
チームとしてこうした商品企画はもっと手がけていきたいと考えていますので、提案営業としてのやりがいや面白みを感じやすい仕事だと思います。
一般的に法人営業は既存商品の販路拡大というイメージを持たれるかもしれませんが、Minimalは自社での開発から始められる強みがあるため、ビジネスの川上領域に関われることが面白いと思います。

Minimalで学べる3つの力
無量井
Minimalで営業として学べることの一つに、まず卸先がたくさんあるため提案の幅がとても広いということがあります。
目標設定に対して具体的な営業の仕方をフォローアップしていくので、そのプロセスや「営業の型」を学ぶにはいい環境だと思います。
二つめは、先ほどお話ししたような製造開発にも近い立場で営業ができるので、商品開発から携われるポジションというのも、学ぶポイントとして大きなところかなと思います。
三つめは、営業スキル以外に、社内でチョコレートのテイスティング(風味評価)などもやっていますので、チョコレートの専門家としての知識を深めることができます。

ある日の1日の流れ
9時30分 出社:メールチェックして受注対応。社内ミーティング
11時 商談:オンラインか対面で営業
12時 ランチ
午後 事務作業・商談資料作成・社外で商談など
17時 オフィスに戻り、報告書・ミーティング
18時30分 定時:1時間ほど残業して終業
無量井
営業職なので日中の外勤が多くなります。平均で1日3件くらいの商談をこなしています。
部署のメンバーとは週に一度しっかりミーティングをして進捗を擦り合わせています。
Minimalの社風としては、かなりコミュニケーションの取りやすさがある会社ですね。
みんな楽しそうに仕事しているなという印象です。
代表・山下とも距離感が近いところで仕事ができますので、意思決定の速度はとても早いです。
チームメンバーのうち2人は食品営業は未経験で入社しましたが、それぞれが自分たちでしっかり学ぼうとする意識が高く、人間的にも優しい人柄なので、すごくいいチームになっていると思います。

ちなみにBtoB領域ですが、普段からスーツ着用ではないです。お客さんに合わせて替えています。
「世界一共感されるブランド」のために
無量井
Minimalは、最終的な目的として「世界一共感されるブランド」というビジョンを掲げています。
営業としては、製菓材料やプロデュース商品を通して、その先にいるお客さまにMinimalを広げていくことで、共感してくれる人を増やしていきたいという目標があります。
そのために法人部門の売上をさらに伸ばしていきたいと考えており、卸チームは拡大していく予定です。ぜひ同じ思いで仕事をしてくれる人と一緒に働けたら嬉しいです。
Minimalでは、採用を積極的に行なっています。
詳しくは以下採用情報ページをご覧ください。
Minimalのその他の採用情報はこちら:https://mini-mal.tokyo/pages/recruit