チョコレートをつくらない日?Minimalのパティシエ・ショコラティエチームの「メンテナンスデー」に潜入!

2023.05.17 #from Staff

Minimalのパティシエ・ショコラティエチームは、月に一度全員が集まる「メンテナンスデー」という日を設けています。実際にどんなことをしているのかレポートしていきます。

メンテナンスデーとは?

製造ラインを離れ、アルバイトメンバー含むチーム全員がいちどうに会します。

パティシエ・ショコラティエチームは、現在約10名のチームです。
Minimal創業間もない頃から在籍するメンバーもいれば、新卒で入社したメンバーもおり、バックグランドも年齢もさまざまです。

そんな多彩なメンバーが月の振り返りを通して、各自の認識を揃えたり、改善すべき点があれば建設的に話し合ったり、また他店の菓子の勉強などもおこなう日がメンテナンスデーです。話し合いのあとは、おまちかねのランチも。

また、時には外部研修としてお店で美味しい食事をとりながら、食のインプットと勉強をおこなうこともあります。

こういったチーム会は、Minimalの他のチームでもおこなわれていて、たとえば店舗のサービサーチームでは月に一度ブランチ会をおこなっています。

まずは前月をしっかり振り返り

パティシエ・ショコラティエチームは、主にカカオからチョコレートをつくる工程と、チョコレートからスイーツをつくる工程にわかれています。さらにそれぞれメインで担当するスイーツや工程があるので、それぞれの視点から振り返りをおこなっていきます。

後輩に指導もおこなう増田は、チョコレートをテンパリングできるメンバーの育成が進んだことを報告。後輩にとっても自分が成長していることを再確認できる機会となります。

チョコレートのレシピ開発を主におこなう朝日は、開発の進捗が良いことを報告。今後は開発したレシピの在庫管理や整理を精緻におこなっていくことを課題としました。


もちろん新卒メンバーやアルバイトメンバーも共有をおこないます。

2022年新卒入社の前山からは、自分で1日のスケジュールを立てて計画的に製造を進められたことなどの報告や、発注ミスを防ぐための振り返りがありました。

さらに商品ごとの振り返りや、今後の製造計画についての共有があります。

毎月の振り返りで、着実にレベルアップ

一人ひとりが先月の課題に対して向き合い、1ヶ月ごとに振り返り共有する機会があることで、着実に成長することができます。

なにか失敗があったときは、それがなぜ起きたのか、原因は何だったのか、今後の対策は、などを建設的に話します。

なるべくミスをおこさないことがもちろん良いですが、人がおこなっている以上間違いがおこる可能性はゼロではありません。

仕組みで解決できることはその仕組みを構築し、お互いの声掛けや意識で改善できるところは皆で協力してミスを防いでいきます。

また、定性的観点だけでなく、定量的観点からも振り返りを行っています。

定量的な振り返りもすることで、口コミや評判だけでなく、本当にお客様によく手に取っていただいたものが何か分析をしたり、もしくはすぐ完売になってお客様にご迷惑をかけたり、つくりすぎてロスが起きることなどを防ぐことができます。

定量的観点ももちろん全員に共有するので、経験の浅いメンバーも数字への意識付けが可能になります。

チームリーダーの奥野は、毎月の振り返りについて
「それぞれ自分のレベルにあわせた目標があり、さらにその目標含むGOOD&BADの共有があることで、自分が今何に向き合うべきか、課題感がわかる機会になっていると思います。
他の人から手助けやアドバイスがもらえるので、それを普段の製造にとりいれる良い循環ができつつあります。この毎月の振り返りが、確実に各自の成長につながっていると感じます。」
と語ります。

お待ちかね?他社の菓子を食べて勉強

休憩をはさんで、次は皆お待ちかね(?)の菓子勉強タイムです。
この日は、山田が推薦したあるチョコレートケーキを皆で食べました。

率直に感想を共有したあとは、このお菓子の魅力などを話し合います。

パッケージから味わい、また、どういった理由で人はこの商品を買うのか、など議論は多岐に渡りました。

そんな議論を通して、お菓子の価値や魅力、食べたいと思ってもらうのはどんな点なのか、皆で認識を揃え、今後の菓子開発に活かしていきます。

さらにその後は、改めて衛生面の勉強・確認をおこないます。

食べ物を扱う以上絶対に徹底しなければならない衛生面は、何度勉強しても足りることはありません。和やかなムードは一転、皆真剣に確認をおこないます。



そして最後に、チーム長であり代表の山下から共有や総括などがあります。

実は今までの時間も振り返りにアドバイスをしたり、ときには場を和ませる発言をしていました。

代表との距離がとても近いこともMinimalの特徴のひとつかもしれません。

共有では、今後のイベントについてや、他のチームの様子、Minimalの商品を届けることの意義などさまざまな共有があります。

「チームとして前向きに変化していけるような良い空気をつくっていきたい。それはゆるいような雰囲気ではなく、きっちりすべきときでも和やかな場でも“良い空気”が流れること。
このメンバーがいるこのチームで、本気で最高のチームになることを目指している。」
と熱い言葉が続きました。

そうしてこの会が終わると、皆笑顔でランチに向かっていきました。

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カカオそれぞれの風味を引き立てる。
素材と真摯に向き合うことで生まれた
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