CHOCOLATE ADDICT CLUBの知られざる事件 -社内座談会(後編)-

2022.11.04 #from Staff

CHOCOLATE ADDICT CLUB2年目のスタートを前に、Minimal代表・山下と、企画/製造/物流の各担当者が激動の1年を振り返りました。

後編では、今だから話せる事件や失敗談に迫っていきます。
※前編はこちら

●メンバー紹介(写真左から)
Minimal代表・山下
製造担当・奥野
物流担当・稲村
企画担当・兒嶋

CASE.1「Minimal Works散乱」事件

山下
この1年でヒヤヒヤした事件があったら振り返っていきましょうか。たくさんありましたよね(笑)

一同笑

兒嶋
まず思い出すのは、「Minimal Works:Engineering(2月)」を配送した際に、パッケージの形状からシールの設置面が弱く、運搬時に中身のチョコレート小袋が散乱してしまったことでしょうか。

稲村
はい。あれは大変でした。お問い合わせもたくさんいただきました。
今後はシールではなく、ゴムバンドで止められないかを資材会社と検討中です。

山下
物流面で他に改善しているところはあるの?

稲村
いろいろ細かくやってます。配送バッグの紙質を撥水加工に変えたり、リーフレットの紙質も水気を吸ってもふやけない分厚めのものに変えたりですね。
配送日にはTwitterでエゴサして、トラブルがないかを確認するのは習慣になってます(笑)。お問い合わせメールもいただきますし。毎月の第2土曜日は緊張感が走るんです。何もトラブルがない日は本当にホッとします。

兒嶋
僕らが戦々恐々としていた「プレミアムアイス6種セット(7月)」が何一つクレームがなくお届けできたのは奇跡でしたよね。

稲村
あれが一番ドキドキハラハラしました(笑)アイスが溶けちゃうんじゃないかと本当に怖かったです!

兒嶋
超強力保冷剤を選んだりしましたよね。

稲村
「すごい強そうな保冷剤がきたー!」ってお客さんからのご投稿もいただきました(笑)。
アイスがやっぱり一番時間をかけて準備しましたね。固める時間も逆算してリードタイムも割り出して。

兒嶋
基本的に冷凍便でお送りするものばかりなので、物流は本当に大事なんですよね。

稲村
物流チームとしては、前より臨機応変の対応ができるようになったところは進化しました。

山下
チームの人数は増えてないけど、段取り力が高まったんだね。やっぱり毎月膨大な荷物を出す経験が蓄積されたね。

稲村
そうですね。それは本当に大きいです。

CASE.2「繁忙期の奥野不在」事件

山下
僕の中での思い出深いのは、「チョコレートティラミス -HIGH CACAO-(4月)」で一番忙しいときに製造リーダーの奥野くんが体調不良でお休みして、戻ってきたと思ったら前々から予定していた有給に入って宮古島に家族旅行に行って4月はもう3週間くらいいなかったっていう一件ですかね(笑)。

奥野
はい。心苦しいです(苦笑)。

山下
心苦しいわりに真っ黒に日焼けして帰ってきたからね(笑)

奥野
みんなのおかげです(笑)。

山下
奧野君を中心にチームワークが良くなっている証拠だね。とてもいいことだね。

奥野
そうですね。
ちなみに僕が一番大変だった製造作業は、チョコレートティラミスの上がけチョコレートを削る工程でした。かなり重労働でした。

山下
そのときはいなかったでしょ?(笑)

奥野
いました(笑)。そこまではいたんです。

兒嶋
その作業は握力的にきついということですか?

奥野
そうなんです。実はものすごい力が要るんです。

CACは、みんながつないでくれたバトン

山下
これから2年目に入り、今後それぞれやってみたいことはありますか?

兒嶋
僕はお客さんがもっと参画できるような企画を考えています。
今はこちらからスイーツをお送りして、お客さんがSNSに上げてくださるというのはあるんですけど、それをオフィシャルな企画としてやってみたいですね。
あと、個人的には「CACグッズ」をいっぱいつくって広めたいです(笑)。初回にお届けしているCACステッカーをどこか貼っているところも、ぜひSNSで教えてほしいですね!



奥野
僕は、世の中にいい食材や素材はまだまだたくさんあると思っているので、それをチョコレートと掛け合わせて何が生まれるのかをとことん試してみたいですね。
個人的にはお酒が好きなので、アルコールを入れたスイーツを作りたいんですけどアルコール入りは好みが別れますかね。


兒嶋
将来的には「大人のCAC」みたいなシリーズ展開があってもいいかもしれないですよね。

稲村
私が今一番考えているのは、配送バッグの中の緩衝材です。
今は緩衝材を巻いているだけなのでズレてしまうんですよね。袋状の緩衝材にできないかと取り寄せて試したり、手作りしてサンプルを作ってメーカーに問い合わせています。
CACは企画チームと製造チームからみんながつないできてくれたバトンだと思っているので、最後の配送でお客さんにがっかりされるのが耐えられないんですよね。

山下
たしかに、送ってみて初めて課題がわかるからね。

稲村
そうなんです。もちろん2〜3回は必ずテストで送って試すんですけど膨大な量を送るとイレギュラーなことがどうしても発生してしまうんですよね。

兒嶋
そういった観点から、次に届いたときの緩衝材もぜひチェックしてほしいですね(笑)

「ADDICT」と「CLUB」に込めた思い

山下
僕もやりたいことがあるんです。
みんなで集まる「リアルCAC」。過去のスイーツなどをビュッフェにする企画とかできたらいいですね。ちょっとこれは難しそうだけど(笑)。

 

「CHOCOLATE ADDICT CLUB」という名称の「CLUB」という言葉に託しているのは「リアルなコミュニティ」なので、兒嶋くんが言ってくれたような双方向のやりとりを大事にしたいんですよね。お客さん同士がつながるっていうことも楽しいと思うし。
あと「ADDICT(偏愛)」っていう言葉にもこだわっていて、今日の話ってみんなADDICTに関することだと思うんですよ。商品製造のこだわりはもちろん、どういうふうにお客さんに伝えるかということも、UXも、物流のこだわりも、徹底して深く突き詰めているんですね。
代表としては、裏方にいるみんながリーフレットなどを通して表に出て話す機会になっていることもすごく嬉しいです。作り手の顔が見えるってやっぱり大事だと思うので。
リーフレットに「今月のADDICTカイゼン」みたいなコーナーをつくって、物流チームが出てもいいかもしれないね。今度は店舗チームに出てもらってもいいよね。「店舗スタッフが勧めるADDICTなポイント」とかね!


CHOCOLATE ADDICT CLUB社内座談会は、以上になります。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。

職人の手づくりでスイーツをお届けする企画/製造/物流の「中の人」の奮闘ぶりをお伝えできたならとても嬉しいです。
CACは今後もどんどん進化していきます。お客さんとともに歩んでいくサービスですので、ぜひお気軽にアンケートなどでご意見をお寄せください。

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