CHOCOLATE ADDICT CLUB(以下、CAC)をご愛好いただいている方々へのインタビュー第3弾。
株式会社ポーラで顧客戦略部長を務める中村さんに、CACのオフィスでの楽しみ方をお伺いしました。
届いたスイーツを、オフィスでみんなに分けてます
――CACに入ったきっかけは何でしたか?
中村さん
CACを知ったのは、「友人がSNSに上げていたのを見た」のがきっかけです。
もともとチョコレートは好きだったので気になったのと、SNSにコメントを上げていた人たちも素敵な人が多くて、こういう人たちが受けているような月1回の刺激を自分も味わってみたいと思ったのがきっかけです。
やっぱりブランドって、そのブランドを支えるファンの人の人格を色濃く受けると思います。だからMinimalやCACを楽しんでいる人たちが“素敵な人たち”というのは大事な気がします。
――実際にCACに入られていかがでしたか?
中村さん
最初は自宅で家族と楽しんでいました。
「Minimal Works(2月)」が送られてきたときに、個包装で9種もあったので配りやすいかなと思って、オフィスに持っていきました。「こんなにカカオの生産地があるなんて知ってる!?」って周りにドヤりたかったのだと思います(笑)。
そしたら、ものすごく食いつきがよくて、みんな「おいしい!」と言うのはもちろん「このお店行ったことある」「ぜんぜん違う」と会話が盛り上がり、けっこういいコミュニケーションが生まれたなと感じたんですね。
もともと個人的に、会社ではみんなで食べられるようなお菓子を持参して、置いておく習慣がありました。
これには原体験があって、20代のときにヨーロッパに出張したとき、英語ができなくて緊張する中、会議室にチョコレートが置いてあってコーヒーと一緒に渡されたんですね。仕事のときにチョコレートを食べてもいいんだ、と思ってとても和みました。
それで、今の会社に中途入社してからも自分のチームには必ずお菓子を置いておくようになりました。
コロナ禍に、オフィス出社する“喜び”をつくる
中村さん
CACのスイーツは、他のお菓子と比べて反応がまるで違うとわかってからは毎月持参し、今ではもう会社に直接配送してもらうようにしました。
ガトーショコラのようなケーキは、切り分けるところからイベント感があって盛り上がりますよ(笑)出社して冷凍庫から出して解凍を始め、ランチ後のタイミングにカットします。そうすると、周りにいた人が集まってちょっとしたイベントになるんです。
――「ケーキ入刀」のイベント感も含めてオフィスで楽しんでいただいているのは、嬉しい限りです。
中村さん
コロナ禍以降、うちの会社もリモートワークが始まり、今も出社日数は多くないです。たまに出社するときの「会社に行く理由」だったり「喜び」を作らなきゃいけないなと考えさせられたんですね。
弊社にはコールセンターがあったり、業務内容によってはどうしても出社することになりますし、何年間も家にいる生活になると「家にいるときのほうが息が詰まる」「会社に来るほうが息抜き」という人もいます。
せめて月に1回「すごいちゃんとしたスイーツが食べられる!」と思えるのも悪くないんじゃないかなと。
CACは、ディアゴスティーニのよう!?
中村さん
CACで同梱されている冊子も、一緒に置いておくと、みんな読んでいきますね。
個人的にはディアゴスティーニや昔毎月読んでいた音楽雑誌のような、新しい刺激を受けている気がします。「学び」というと勉強っぽくなってしまいますが、チョコレートや味覚について毎月知れたり深掘りできる情報が集まっているものは他になかなかないですよね。スイーツを作った職人の方が出てきているのも、すごくいいですね。
「おいしい」というところだけじゃない「サービス体験」全体としての価値を作ろうとされている意志を感じます。それはこの冊子が持っている役割が大きいと思います。
オフィスでメンバーに分けるときにも、コンテクスト(文脈)とともに渡すのはすごく大事だと思うんですね。冊子があることで、それがしやすいです。解説しやすいですから。自分で解説しなくても、冊子に目を通せば共有できますし。
スイーツで、誰かが誰かに話しかけやすい
――そこで生まれた、新たなコミュニケーションなどはありましたか?
中村さん
毎回仲のいいメンバーだけで集まってという感じでもなく、そのときたまたまその場にいる人が集まって食べるので、フロアや部署を超えたコミュニケーションにはなりますし、誰かが誰かに話しかけやすいんですよね。一口食べた瞬間に「これ、ホンモノのやつだ!」ってみんな思いますから(笑)。
特にコロナ禍では、お店に行って一緒にご飯を食べることもできなかったので、会話のきっかけになって、立ち話でもコミュニケーションが生まれるというのはすごくいいなと思っています。チームのムードもよくなります。
――仕事の業務上で、よいコミュニケーションが生まれたりしましたか?
中村さん
プロジェクトマネジメントをしていると、特に大規模な案件の進捗確認するときに、ちょっと冷たく感じられてしまうことがある気がします。
普段はフランクに接していても、その類の会議の時はたぶんみんなめちゃくちゃ張りつめてると思います。
だからそういう後はちょっと雰囲気がよくなかったりもするんですけど
Minimalのスイーツがあってよかった!と思うときはありますね(笑)。いわゆるアメとムチというよりは、本当においしくて強いブランドだと、理屈を超えてみんな納得するといいますか、体験をストレートに楽しめるので、Minimalのチョコレートに救われている気がします(笑)。
「Minimal検定」を提案!?
――今後、このサービスに期待することはありますか?
中村さん
基本的には、新しい発見のあるスイーツという概念と、やっぱりチョコレートとカカオを突き詰めるという王道を邁進してもらいたいという気持ちはあります。
あとは大変だと思うのですが、個人のアニバーサリーに届くものや頼めるものがあると嬉しいですかね。
これは全然ぶっ飛んだ話かもしれないですけど、「資格」とか作ってほしいなと思います。
コーヒーとかチョコレートでも検定ってあるじゃないですか。せっかくカカオを学ぶ機会やチョコレートの味わい方を広げてもらえているので、勉強会みたいなものも兼ねてMinimal資格があるとどうでしょうか。CHOCOLATE ADDICT CLUBの「CLUB」感も出てきそうですし!
中村さんのCHOCOLATE ADDICT CLUBベスト3
第1位
白桃カカオレアチーズケーキ(2022年8月)
これはオフィスで一番人気でしたね。発見もありましたし、衝撃でした。ただ、上のジュレがプルプルなので切るのは難しかったです(笑)
第2位
チョコレートティラミス(2023年4月)
これはもう鉄板ですよね。ティラミスは普遍的ですからね。もう定番品にして売ってほしいです。
第2位
チョコレートサンドクッキー 苺&ピスタチオ2種セット(2023年1月)
同率2位で、ピスタチオですね。一口食べただけで「ああ、もう違う!」と分かりますから。明らかにみんなの反応が違いましたよね。
中村俊之さん
株式会社ポーラ顧客戦略部部長。マーケティング、DXプロジェクト、EC部門を担当し事業変革を推進。日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構代表幹事。
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