紅茶をテイスティングして生まれた、新しいチョコレート

2016.10.12 #Products

 

 

紅茶に合うチョコレートをゼロから新開発

紅茶の味わいに合わせた、新たなチョコレート。

それが、アフタヌーンティー・ティールームとのコラボレーションで、Minimalが新たなテーマとして取り組むことになった商品コンセプトでした。

 

アフタヌーンティーは1981年の創業以来、「紅茶とともに過ごす午後のひととき」というヨーロッパの紅茶文化を日本に浸透させたいとの強い想いで、当時はまだ珍しかったスコーンを提供したり、テーブルウェアやカトラリーを販売するなど、一貫して紅茶とライフスタイルの提案を手がけてきたブランドです。

これは、チョコレートの新しい楽しみ方と文化を創り、「チョコレートを新しくする」というMinimalの哲学とも共鳴します。

 

Minimalの既存商品をアフタヌーンティーの店舗でセット販売するということではなく、ゼロから「紅茶とペアリングするためのチョコレート」をオリジナルで開発するというところに、挑戦のしがいを感じました。そして、「チョコレートと紅茶」のペアリングについて深く追究することになりました。

 

 

目をつけたのは紅茶の3つの特徴

紅茶は、温かい飲み物で、味わいは渋味に強い特徴があります。

また、ミルクやレモンを加えてバリエーションを変えられる特徴もあります。

今回の商品開発において、紅茶のこの3つの構成要素に着目しました。

 

まず、温かい飲み物には「香りが膨らみやすい」という性質があります。

つまり、チョコレートも紅茶と合わせて味わうことで、一緒に香りが膨らむ効果が見込めます。

そこで、2種のカカオ豆をブレンドし、チョコレート単体で食べただけではわからない程度の、ほのかな隠し味の香りをつけました。温かい紅茶と合わせたときに初めて、ほんのりと香りが感じられるような味覚の設計を行なっています。

チョコレートを単体で味わったときと、紅茶と一緒に味わったときで、香りの違いを2度味わえる楽しさもあります。

 

次に、渋味について、Minimalの従来のチョコレートのレシピより敢えて少しだけ甘みを強くすることで、紅茶とのバランスをとれるように調整しました。紅茶の豊かな渋味と組み合わさり、チョコレートがより深い味わいに変化する様子を楽しむことができます。

最後に、ミルクティーやレモンティーをヒントに、チョコレートにミルクをブレンドしたり、カカオ豆自体にフルーツ感の強い品種を使うことで、チョコレートとストレートティーを合わせて食しただけで、まるでミルクティーやレモンティーのような味わいを体験できる製品に仕上げました。

このようなペアリングを通して、ふだんは紅茶を飲まない方でもチョコレートがあることで紅茶の魅力に気づいたり、ふだんは紅茶をストレートで飲んでいる方がミルクチョコレートと合わせることでミルクティーのような味わいを体感し、次からはミルクティーを試してみようと思うなど、紅茶の楽しみ方が広がる良いきっかけになればと願っています。

 

Minimalから“紅茶に合う”3種のチョコレートの新提案

Minimalの職人が徹底的に紅茶のテイスティングを繰り返し、レシピ開発の試行錯誤を繰り返して、3種類のチョコレートを完成させました。

 

ナッティー・ロウライク

ハイチ産のカカオを61%の濃度で仕上げたシングル産地のチョコレートです。チョコレート単体で食べると、アーモンドミルクのようなやわらかな甘い風味が特徴です。紅茶と合わせることで、紅茶の心地よい渋味とチョコレートのアーモンドのようなやわらかな甘みの調和が楽しめます。

 

フルーティー・ベリーライク

ニカラグア産のオパイヨカカオを60%と、ミルクをブレンドしたチョコレートです。チョコレート単体では、ニューヨークスタイルのチーズケーキを思わせる爽やかな味わいが特徴です。紅茶と合わせると豊かな渋味により、チョコレートがより深い味わいに変化し、まるでミルクティーのようなふくらみのあるハーモニーを楽しめます。

 

セイボリー・ハーバル

ガーナ産のカカオに隠し味でトリニダード・トバゴ産のカカオを加えた、カカオ67%濃度のブレンドチョコレートです。チョコレート単体では、森のハチミツのような豊かな風味が特徴です。紅茶と合わせることにより、チョコレートの甘味がハーブやスパイスが効いたチャイのような印象に変化します。

 

チョコレートは、同じカカオ農園の豆でも気候条件や発酵・乾燥の工程、チョコレートの製造工程などによって最終的な味わいが変わる、とてもユニークな食品です。

それは紅茶もまったく同じです。共に天然の農作物としてさまざまな“奇跡”の果てにここまでたどり着き、そして今回、コラボレーションという形でペアリングすることになりました。

紅茶と合わせるからこそチョコレートの深い味わいが引き立ち、チョコレートと合わせるからこそ紅茶の香ばしさが引き立つ、絶妙なコラボレーション商品が誕生しました。

 

「紅茶のためのチョコレート」という開発は、Minimalでも初の試みです。

「紅茶」というテーマがあったからこそ生まれた、新たなチョコレートと言えます。

Minimalでは今後も、さまざまな形でチョコレートの楽しみ方を広げるご提案を行なっていきたいと考えています。もっといろいろな飲み物や食べ物に合わせられるチョコレートを果敢に研究し、お届けできるよう商品開発を進めていきます。

 

Minimalが自信を持ってお贈りする、この秋の新作「Minimal×Afternoon Tea TEAROOM」。

数には限りがありますので、どうぞお早めにアフタヌーンティー・ティールーム店舗にて紅茶と合わせてお楽しみください。

 

− 販売商品 ティー&ミニマルチョコレートセット(イートイン限定)

1,200円(税込)

Bean to Bar Chocolate 3種(テイクアウト)

ナッティー・ロウライク(50g) | フルーティー・ベリーライク(50g) | セイボリー・ハーバル(50g)

各1,512円(税込)

Pairing Box(テイクアウト)

「アフタヌーンティー&チョコレートペアリングボックス バイ ミニマル ビーントゥバーチョコレート」

セット内容

ナッティー・ロウライク(5g) | フルーティー・ベリーライク(5g) | セイボリー・ハーバル(5g) | アフタヌーンティー(ティーバッグ3g×3種)

1,296円(税込)

 

− 販売開始

10月13日(木)

「アフタヌーンティー・ティールーム」のイートインは、10/13(木)~10/31(月)の期間・数量限定メニューです。テイクアウト商品は10/13(木)から数量限定販売になります。

 

− 販売店舗

アフタヌーンティー・ティールーム 大丸札幌店 | エスパル仙台 | ルミネ大宮 | 伊勢丹浦和店 | アトレ上野 | 丸の内新丸ビル | ルミネ有楽町 | 新宿小田急サザンタワー | 玉川髙島屋S・C | ルミネ荻窪 | ルミネ北千住 | 町田東急ツインズ | ルミネ横浜 | マークイズみなとみらい | 横浜ジョイナス | ららぽーとTOKYO-BAY | ラゾーナ川崎プラザ | 星ヶ丘三越 | 大丸京都店 | 阪急うめだ本店 | ホワイティうめだ | 天王寺ミオ | 阪急西宮ガーデンズ | アミュプラザ長崎

アフタヌーンティー・ベイカリー 神戸大丸店(テイクアウト商品のみ)

アフタヌーンティー・ティースタンド 表参道(テイクアウト商品のみ)

※Minimal店舗およびMinimalウェブサイトでのお取り扱いはございませんので、ご注意くださいませ。

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