Minimalはチョコレート、それからチョコレートをみんなで囲った空間や時間を楽しんで欲しいと思っています。 そんな思いを込めて今冬発表したのが「Minimal Flight」です。
「毎日の生活に、素材を楽しむ豊かさを」という想いを「Life with Chocolate」という言葉に込めていて、チョコレートを食べて「カカオの産地でこんなに味が違うなんて!」「このワインとの組み合わせは新しい!」「料理に少し足すとキャラクターが変わるな!」というような新しい体験をお届けできると嬉しく思っています。
素材なので、自由に人それぞれ楽しんでもらいたくて、今回は普段から仲良くさせて頂いて心から尊敬をしている様々なプロから「Minimal Flight」を楽しむレシピやヒントをいただきました。
本当に簡単なレシピだけをご提案。
Minimalのチョコレートは、カカオという素材の本来の味を再現することにこだわっています。 カカオは、産地や品種によってまったく味わいと香りが異なります。
そのまま食べるものももちろんおすすめですが、今回はぜひ新しい食べ方に挑戦をしてもらえると嬉しなと思います。
Minimalの代表を務めていますが、元々は料理の経験があったわけでなく、シェフでもパティシエでもありませんでした。
なので今回、Flightのアレンジをご提案するにあたり、「自分でもできる簡単さ」で楽しめるレシピということを第一に考えました。 肩に力を入れず本当に気軽に!、ぜひそんな感覚を一緒に味わえたら嬉しいなと思います。
朝はベーコンサラダにかけるチョコレートドレッシング。
FRUITY BERRY-LIKE(ベトナム)× サラダドレッシング
朝は皆さんお忙しいと思います。僕も慌ただしく過ごすことが多いのですが、ほんのひと手間で「いつもの朝食」が「特別な朝食」に変わる方法がないかと考えました。
そこでご紹介するのが、「チョコレートドレッシング」です。 これは、ベトナム産の「FRUITY BERRY-LIKE」というベリー系の酸味が効いたチョコレートを甘みとコクもある「バルサミコ酢」の代用として発想しました。
作り方は非常にシンプルで、オリーブオイルに電子レンジで軽く溶かしたチョコレートを混ぜて、お好みで塩を少し振ったら出来上がりです。
(レシピはページ下部に記載しております)
これをいつものサラダや、ベーコンにかけてみてください。朝に爽やかで風味豊かな新種のスパイスとして意外なくらい相性がいいです。 お肉とフルーツもじつは相性が良くて、お肉のソースとしてもおもしろいので試してみてください。
昼はボリューム満点、チーズのオープンバケット。
SAVORY HERBAL(トリニダード・トバゴ )× クリームチーズ
ランチには食事としてしっかり食べられる、パンに使うレシピを考えました。 こちらも作り方は簡単です。
チョコレートを手で小さく割って、クリームチーズに混ぜて、パンに塗ります。最後のハチミツとペッパーはお好みですが、僕の好みでは適量のハチミツと多めのペッパーがおすすめです。
(レシピはページ下部に記載しております)
これは、木樽やハーブ系のチョコレートとチーズの組み合わせでブルーチーズのような味わいを感じられることを目指しました。 チーズのやわらかい食感に、チョコレートのザクザクとした歯ごたえが混ざり、ボリューム満点でおいしいオープンサンドができました。 パン以外にもっと気楽クラッカーやビスケットでも楽しめます。
夜はホットワインにチョコをディップ。
NUTTY CHOCOLATY(コロンビア)× ホットワイン
夜は、ゆったりした気分で冬の時間を楽しんでいただくためにホットワインとのペアリングをお勧めしたいと思います。
チョコレートとワインをそれぞれ味わっても良いですし、チョコレートをホットワインに浸けて溶かして食べても良いので、2つの楽しみがあるのがユニークで面白いと思います。
(レシピはページ下部に記載しております)
チョコレートはコロンビア産のNUTTY CHOCOLATYをお勧めしています。個性的ですが、SAVORYは樽の香りが強く出るのでお好きな方はぜひ試してみてください。FRUITYは渋味がきつくなるのであまりお勧めは出来ませんが、お好みなのでもしよければトライしてみてください。
ワインはスーパーにあるお手軽なもので大丈夫です。ぜひ気軽にお試しください。
香りは温めることでより感じやすくなるため、よりMinimalならではのカカオの個性を味わえると思います。 チョコレートの甘味がワインの酸や渋味の角をまろやかにして飲みやすくなりますし、さらにコクがボディに加わって余韻も気持ちのいいペアリングになりました。
チョコレートが溶ける量でワインの味も変化しますし、ワインがチョコレートに絡むことで口の中で溶け合うなど、ゆっくりと変化の過程を楽しんでみていただきたいです。
Life with Chocolate
僕たちが今回の「Minimal Flight」という新商品をご提案するにあたり、『Life with Chocolate』というテーマを大事にしたいと考えました。
Minimalのチョコレートがあることで、朝・昼・晩のひとときをもっと豊かなものにしていただきたいと願いをこめています。
バレンタインの贈り物でもこの「簡単レシピ」を参考に、ぜひ自由にアレンジをして楽しんでいただけたらチョコレートショップ冥利に尽きます!
●今回登場したチョコレート
朝 / Morning FRUITY BERRY-LIKE(ベトナム) カシスのようなジューシーな風味
昼 / Lunch SAVORY HERBAL(トリニダード・トバゴ ) 杉の木やハーブのような風味
夜 / Night NUTTY CHOCOALTY(コロンビア) 軽くローストしたナッツのような風味
●レシピ
朝の「チョコレートドレッシング」
○ご用意するもの
チョコレート 18g
オリーブオイル30g
塩 少々
1 チョコレートを溶かす 弱火で湯煎してチョコレートを溶かします。(電子レンジでも可)
2 オリーブオイルに溶かす チョコレートを湯煎から上げて、オイルに溶かします。塩をふたつまみほど振りかけます。
3 サラダやベーコンに振りかける ドレッシングとしてサラダなどに振りかけて完成です。
昼の「チョコレートクリームチーズサンド」
○ご用意するもの
チョコレート 10g
クリームチーズ(マスカルポーネ)50g
パン(ライ麦のカンパーニュなど)1枚
ハチミツ・ミックスペッパー 少々
1 チョコレートを砕く チョコレートを手で小さく割ります。
2 クリームチーズに和える チョコレートのブロックをチーズに混ぜます。
3 パンに塗る チョコレート入りのクリームチーズをパンに塗ります。最後にチョコレートを粉にしてまぶして、ハチミツとペッパーを振りかけて出来上がりです。
夜の「ホットワインwithチョコレート」
○ご用意するもの
チョコレート 10g
赤ワイン 適量
クローブ 適量
1 赤ワインを加熱する 赤ワインを弱火で煮込み(鍋の縁が少しコトコトとなるくらい)、お好みでクローブを入れます。
2 チョコレートを細長いスティック状にする 赤ワインは60度くらいまで加熱したらグラスに注ぎ、チョコレートを手で持ちやすいスティック状に割ります。
3 赤ワインにチョコレートを浸ける チョコレートをホットワインに浸けて溶かしながら食べます。