Minimal一号店の富ヶ谷本店は「板チョコレート専門店」として、バラエティに富んだチョコレートを取り揃え、Bean to Bar旗艦店として多くのお客様に愛されています。
本店店長を務める木村が、日々のお仕事についてお話しします。

入社のきっかけは、まるでファン同士のような接客スタイル
木村
私は前職、スペシャルティコーヒーのお店で働いていました。そのときにスタッフの間でMinimalのことは話題になっていました。
そこで初めて富ヶ谷本店に行ったのですが、板チョコレートを食べて、「カカオ」だけで本当にビスケットの味がするとかフルーツの味がするとか明確に味がとれることに衝撃を受けました。

代々木上原店にも足を運ぶようになって、すっかりファンになりました(笑)
お店では、働いてるスタッフがニコニコしながらすごく楽しそうに接客をしてくれたのが印象的でした。
「本当に美味しいですよね!」みたいな感じで一緒に盛り上がり、その記憶がずっと頭にあったので、コーヒーの道からチョコレートに進んでみたいと思うようになりました。

個性あふれるスタッフが集う、チームでつくられたブランド
木村
Minimalに入社してみて、個性あるスタッフがたくさんいることに驚きました。前職と比べてみても段違いでした。
店舗のスタッフだけでなく、ショコラティエ・パティシエチームや、オンラインストアなどビジネスチームともやりとりが多いので、いろいろなことを極めている人が社内にたくさんいます。

Minimalは現在4店舗(※2025年9月時点)あり、私は入社時から富ヶ谷本店勤務でしたが、店舗ごとに雰囲気は違います。
うちのお店は、より「嗜好品」好きのお客様がいらっしゃるためか、他のお店より落ち着いている雰囲気だと思います。店長のキャラクターもあるかもしれません。たとえば、代々木上原店(ガトーショコラ専門店)は比較的若いスタッフも多くて、なんというかもっとキラキラしてます(笑)
今のスタッフはコーヒー好きが多く占めているので、たとえばコーヒーの淹れ方を変更するとなるとみんなで「こうやった方がいいんじゃないですか」とマニアックに言い合いながら和気藹々とやっていますね。

Minimalで身につく「テイスティング」
木村
Minimalが全社的に力を入れているのが、チョコレートの「テイスティング(風味評価)」です。
風味を細かく分類して数値化し、チョコレートを食べて自分でその数値を把握できるように訓練して共有しています。富ヶ谷本店では朝礼で1種類のチョコレートを食べ、そのチョコレートを当てるというちょっとしたブラインドテストを毎日やっています。

最初はもちろん一人では難しいので、一緒に「こういう味わいだね、どう感じる?」みたいな感じから始めて、「NUTTYはこういう風味だから、こういう特徴がある」みたいに擦り合わせていきます。慣れてきたら、一人で「この味はあれだな」と点数をつけられるようになっていきます。
最終的には「こういう感じだからこの数値で、こういうフルーツの味だと思う」と自分の言葉で考えて、味わいをお客様に伝えられるようになることが目標です。

解像度が深まれば深まるほど楽しくなる
木村
Minimalの店舗の一番の特徴は、マニュアルではなく自分の言葉で話す接客スタイルにあると思います。
私自身も接客していて、目の前で試食してもらったお客様が「本当にこんな味がする!」みたいな反応をいただいたときに、「ね!美味しいですよね!」と一緒に喜び合える瞬間が一番楽しいです。チョコレートの奥深さをもっとお伝えしたい!という気持ちになります。
富ヶ谷本店は板チョコレート専門店なので、今まで食べたことがないくらいチョコレートの種類があります。チョコレートの知識が増えることや解像度が深まるところは、この仕事の魅力かなと思います。

日々の仕事は、チョコレートのご案内だけでなく、コーヒーを淹れたり、パフェやスイーツの盛り付け、ディスプレイやボード看板を描いたり、さらに在庫管理や店舗でのイベント企画・運営などもあり、多岐にわたります。
「こうしたらもっと響くんじゃないか」とアイデアを出し合って、それで動くようになると嬉しいですし、「やってよかった」と手応えを感じられますね。
みんなで力を合わせて目標を達成したときは、ご飯行こう!と誘いあって美味しいものを食べに行くこともありますね(笑)。
1日の流れ
10時30分 出社:スイーツの仕込みや掃除
11時10分 朝礼:昨日の振り返りとチョコレートのブラインドテスト
11時30分 開店
日中 接客:フロントではチョコレートのご案内、バックではパフェづくりなど
19時 閉店:夕礼で日報(振り返りシート)をまとめます
19時30分 退勤
木村
Minimalは2024年で創業10周年を迎え、ますますチョコレートのバラエティが増え、進化を続けています。富ヶ谷本店は板チョコレートの旗艦店として、Bean to Barの魅力をもっと広めていきたいと思っています。
一緒に働いてくださる方は、食べることやお店めぐりが好きな方だと嬉しいです。
そして何より、チョコレート好き(できればMinimal好き!)で、Minimalのチョコレートを食べて感動した経験のある方なら大歓迎です。
人と接することが好きな方にぴったりのお仕事だと思います。
ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。

Minimalでは、店舗スタッフの採用を積極的に行なっています。
くわしくは採用情報ページをご覧ください。