Minimalには業界未経験からチョコレート製造業務に就き、ショコラティエとして働くスタッフがいます。
増田(写真左)は元アパレル業界、成田(写真右)は元保育業界から転職してきました。二人にMinimalでの仕事の様子を語り合ってもらいました。
未経験でも、やる気があれば大丈夫!?
――未経験から工房で作業に入り、最初はいかがでしたか?
増田
そもそも道具の名前から全然わかりませんからね(苦笑)。「パレットナイフ」って言われて何のことだろう?と思ったり、「グラサージュ」も知りませんでしたし。
成田
私も砂糖の違いとか、造り方で全然違うんだという発見に驚きました。
もともとは大雑把な性格だったんですけど、製菓はものすごく正確な計量や作業が必須で、いかにきれいに手際よくできるかということが大事なので、もう心が変わったように働いて、性格も変わってきた気がします(笑)
増田
もうめちゃくちゃ頑張ってるもんね!
成田
いえいえまだまだ全然ですが、ありがとうございます(笑)
初めて使う道具ばかりなので、ボウルから切り出すのもクリームを搾るのもまったく未経験でした。
他の方々は学校で習ってきていることなので、私は慣れるまでちょっと時間がかかってしまいました。
増田
何に対しても一生懸命やってるよね。
成田
搾りの練習などはみんなでやるのですが、私は長く練習していたかもしれないです。
未経験でも、ていねいに教えていただけるので、やる気さえあれば大丈夫!と伝えたいです(笑)
子育てしながらも働きやすいシフト勤務
増田
私はもともと服飾関係で販売やパタンナーのお仕事をしていました。代表・山下と知り合いで、Minimalを創業するときに販売のお手伝いで関わったのがきっかけでした。
その後、結婚・出産を経て復職するときに、子育てと両立するには販売より製造の方が働きやすいかもしれないよと言われて配置換えになりました。
成田
製造の方がシフトを調整しやすいということですか?
増田
そうそう。
店舗は営業時間が決まっているけど、製造は朝から働いて早めに退勤するなど、時間の調整がしやすいんです。
成田
子供はどうしても病気とかありますからね。
増田
製造にもう一人、主婦で働いているスタッフもいるので、生活スタイルを考慮した働きやすさはアピールしたいですね!
成田
私は、前職は保育士資格を持っていて福祉施設で働いていました。
Minimalを知ったきっかけは東京観光に来たときで、チョコレートを食べ歩いたんですね。
Minimalを初めて食べて、これまでに食べてきたチョコレートとまったく違うことに衝撃を受けました。もっと知りたい!自分でもやってみたい!という気持ちが出てきて……。
増田
それで応募する行動力が、ほんとにすごい。
成田
記念受験みたいな感じでした(笑)
Minimalでは、いつも「考えて」いる
成田
工房では、増田さんがいるだけで本当に空間が明るくなります。笑顔で明るい声で指示してくれたり、世間話もしてくれるので、増田さんがいると穏やかに作業できるんです。
増田
めっちゃ褒められてる(笑)。まあ楽しく働きたいというのはあるので、雰囲気が暗くなるのは嫌だな!と思ってるのはありますね。
成田
増田さんは効率よく作業する手順を考えてくださるので指示が的確で、すごいです。
増田
私は時短勤務で自分の勤務時間が限られているので、その中で無理なく終われる方法を考えてるだけなんですけどね。作業をしている時にどうすれば効率がいいかなというのをずっとゲームをクリアするみたいに考えてるんですよね。
成田
私も自分の中でどういうやり方だときれいにできるか、一番早くできるか、昨日は周りを汚しちゃったけど明日はどうすれば上手にできるか、と毎日考えてますね。
Minimalでは、いつも考えてないといけないですね。そういう上昇志向がある人だったら嬉しいです。
増田
今は商品開発もやらせてもらっていますけど、もともと服飾でもデザイナーじゃなくてパタンナーだったんですね。
何かを造り出すというより、誰かをサポートしてあげたいという気持ちが強かったんですかね。そこはチョコレート造りにも通じるところがあって、イメージを形に起こす作業というか、目標とする味を製造レシピでちゃんと再現する感じでやっているので、前職の経験がそこに活きているかもしれません。
テイスティングが、クセになる
――Minimalで働いてよかったと思う点は何かありますか
増田
まず、本当に「カカオ」についてめちゃめちゃ詳しくなれるよ!というのはあります。
新しいサンプルが上がってきた時にいろいろ味を試したりできるのがすごく楽しいですね。毎回同じカカオのチョコレートでも味の出来上がりが違ってくるので、そういうことに興味をもっている人は楽しく働けるのかなと思いますね。
成田
チョコレートに詳しくなるというところで、「テイスティング」は大きいですよね。
全社員で毎週やっているのですが、以前はわからなかったフレーバーの表現がちょっとずつ自分の中に出来てきて、自分の舌で感じられるというのは、すごく成長させてもらえています。
増田
テイスティングは、他社のチョコレートを食べるときも無意識にやってしまいますね。シングルオリジンで産地などが書いてあると「本当にその味するのかな?」みたいに。
成田
それは「Minimalあるある」かもしれないですね(笑)。
私はあと、「ペアリング」もすごく役立っています。これまでもお菓子を食べることは普通に好きだったのですが、働き出してから食べ物にどんどん興味が出てきたというか、どの飲み物と合わせるかを自分の中で考えるようになりました。
増田
うん。やっぱり社内に知識がすごい人たちがたくさんいるので、勉強になりますよね。ブラッスリー出身やレストランデセールをやっていた人、海外で働いていた人など、いろんな経験を持つ人と働けるのは刺激があります。まあ、個性豊かすぎるというのはありますけど(笑)。
最後の決め手は、Minimal愛!
――最後に応募者へのメッセージをお願いします。
成田
私は、先ほど申し上げたように、Minimalには記念受験で「絶対受からない」と思って受けました。面接では、面接官がびっくりするくらいの「Minimal愛」を伝えましたね(笑)
増田
すごい!しかも、わざわざ北海道から出てくるみたいな感じだったよね。
成田
そうなんです。北海道でZoom面接をして、それで採用いただいて、東京に出てきました。
増田
同じように関西にいて「引っ越してくるんで!」みたいな感じで入ってきた人もいました。
Minimalはそういう「気持ち」を大事にする人が多いですんよね。
成田
決め手は「Minimal愛」ですね(笑)
Minimalでは現在、ショコラティエ・パティシエや販売スタッフの採用をしています。ぜひ奮ってご応募ください。
くわしくは採用情報ページをご覧ください。
また、ご質問などございましたらお気軽に以下アドレス宛にご連絡ください。
Minimal -Bean to Bar Chocolate- 採用担当宛
recruit@mini-mal.tokyo