効率は無視!?香りを最大限に引き出すために手間を惜しまないモノづくり
Minimalのチョコレート造りは、カカオ豆本来の香り高さを届ける事に徹底的にこだわっています。そのために、焙煎はカカオ豆ごとに1分1度から調整します。
豆ごとに粒子の大きさを調整します。余分な油は追油しません。徹底的にそぎ落としてカカオ豆の素材の良さを最大限引き出すレシピを追究しています。
でも実はその造り方はとても手間がかかります。その理由は余分な油を入れていないため、チョコレートの生地がとても重たいのです。
重たい生地は、型に入れるときに空気がとても抜けづらく、仮に空気が入ったまま固めてしまうと、板チョコレートにした時に気泡でボロボロになってしまいます。
Minimalの職人は、一つ一つ手作りでその重たい生地に向き合っています。時に手が痙攣してしまって作業ができなくなることもあるほど。効率を無視して、なぜここまでこだわるのか。それには理由があるのです。
それはこれまでにないカカオ豆本来の香り高い体験を届けたいから
余分な油を足さない事に加えて、カカオ豆の粒子を粗くしているのは香りの高さにこだわっているから。
ぜひMinimalのチョコレートの袋を開けて、香りを体感してみてください。びっくりするくらい芳醇な香りがするはずです。
香りを強く残すためにミニマルは粒子の大きさを豆ごとに調整して最適な大きさでチョコレートを造っています。ザクザクしたあの食感はカカオ豆を感じられるだけでなく、高い香りにも影響を与えているんです。
しかし、その分カカオ豆の粒子から溶け出すカカオバターが少ないというデメリットも。そのため、チョコレートの生地はとても重たく、空気を抜くには振動台で振動をあてるだけでは不十分でMinimalの職人は一枚一枚の板チョコレートをすべて手作業で空気を抜いています。
すべては、これまでにないカカオ豆本来の香り高い体験をお届けしたいからです。
それはオリジナルモールドでお客さんに豊かな食体験を届けたいから
グッドデザイン賞等のデザイン賞を受賞しているMinimalの板チョコレートのオリジナルの形。ここにもこだわりがあります。
砕き方、大きさ、厚さ、表面のテクスチャーで口の中の香りや味わいの変化を楽しんで頂きたいという事。
気分や合わせる飲み物に合わせて自由に大ききを変えて楽しんで頂きたいという事。
そして、長い棒状の部分はザクザクかじる、一口サイズの部分は口の中で溶かして楽しむなど一枚の板チョコレートで無数の食体験を楽しんで頂きたいという事。
Minimalの板チョコレートは、もっと自由に、もっと美味しく、もっと新しく板チョコレートを楽しむための私たちからお客様への提案に溢れています。
でも実は細かくデザインが設計されているほど、空気が抜けづらくなるのです。ただでさえ重たい生地に加えて、細やかで繊細なデザインはより空気を抜く難易度を高めます。
しかし、Minimalの職人は一切妥協せずに一枚一枚の板チョコレートをすべて手作業で空気を抜いています。
すべては、これまでにない豊かな食体験をお届けしたいからです。
すべては“美味しい”と“新しい”という豊かな食体験を届けたくて
こうして一見すれば非効率で膨大な手間をかけて、丁寧に造った板チョコレートが店頭に並んでいます。
職人たちとよくこの手間のかかる手仕事について話します。どう考えても効率がいい方が作業は楽なはずですが、彼らは美味しさと効率であれば迷わず”美味しい”をとります。
すべてはお客様に“美味しい”と“新しい”を届けるため。
彼らに「楽をしたくないのですか?」と聞くと何も言わず少しはにかみながら、仕事に戻っていきました。
彼らは今日も一枚一枚丁寧に板チョコレートを造っています。ぜひそんな職人のこだわりの手仕事を、板チョコレートを通して味わってみてください。
1枚ずつ丁寧にお作りした板チョコレート。オンラインショップでは4種類の食べ比べセットをご用意しました。カカオ豆の豊かな風味と、その違いを食べ比べてみてください。
店舗では全種類の試食をご用意しています。ぜひ芳醇な香りを体験しに遊びにいらしてください。
Minimal食べ比べ4枚セット
カカオの風味の違いを食べ比べられるMinimalのタブレット4枚をセットにしました。
ナッツのような香ばしい風味の「NUTTY」、甘酸っぱい酸味を楽しめる「FRUITY」、まるでミルクチョコレートのような「CLASSIC」、コロンビア産アルワコ族の栽培する希少なカカオ豆のシングルオリジンチョコレート「'Arhuaco」の4枚です。