【Minimalをめぐる、10の言葉】その8「エコシステム」

2025.03.19 #Minimal's Story & Report

三方よしを、末広がりに。

三方よしのエコシステム

Minimalのミッション「チョコレートを新しくする」には、「生産者との関係を新しくする」「製法と風味を新しくする」「お客様との関係を新しくする」という3つの側面があります。この3つがエコシステム(生態系)として循環することを目指しています。

カカオ生産者の貧困問題を解決するためにMinimalではフェアトレードを実施しています。大事な点は、その風土のテロワールを表現した素材を生産することです。既存のシステムでは「量の経済」しか存在しないところに「質の概念」を持ちこみ、対等なパートナーシップを結びます。

そしてMinimalは新たなエンジニアリングで素材の風味を表現した、付加価値の高いチョコレートをお客様に届けます。

その収益でショコラティエの賃金を上げ、職人としてクリエイティビティを発揮できる時間を増やします。

お客様は新しいチョコレート体験を通して、人生の幸福度を高めます。

お客様からいただいた対価で、また1キロでも多くの良質なカカオ豆を買うことで生産者に還元し、このサイクルを循環させます。

「三方よし」が末広がりになっていく持続性が、Minimalの取り組みたい根幹にあります。一番のポイントはMinimalが決して手抜きをしないことです。自分たちだけが得をするような動きをすればエコシステムは脆く破綻します。

三方の「誰もが損をしない」循環を持続可能にするため、絶えざる努力に挑みます。


 
生産地の社会問題に連帯する

エコシステムには、サステナビリティ(持続可能性)が不可欠です。

特にカカオ生産地には多くの問題が山積しています。グローバルサウス(南北問題)の経済格差による貧困問題・児童労働問題や、環境問題(焼き畑農法による森林破壊)に対して、生産者と直接つながるMinimalだからこそできる連帯を示し、既存のシステムに抗う挑戦を続けていきます。

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