JOURNAL

「日本酒アイスとチョコレートのアフォガート」（5月限定）

2018.04.23 #Products

濃厚な特製アフォガート。

暖かい日がだんだんと増えてきましたね。5月のスイーツは、昨年にもご提供しご好評をいただいていたチョコレートスイーツ「アフォガード」をご用意します。

爽やかなSAVORY HERBALを使った「チョコレートソース」を、キレの良い自家製「日本酒アイス」にかけたアフォガートは、ふくよかに濃厚で、キレ良くさっぱりとした食べ終わりがこの暖かくなる時期にぴったりのスイーツです。

アフォガートはイタリアの定番ドルチェで、熱いエスプレッソと冷たいバニラアイスという真逆の掛け合わせが濃厚な大人の風味を生み出します。

今回は、エスプレッソの代わりにチョコレートソースを、バニラアイスの代わりに日本酒アイスを使っています。濃厚でコクのある味わいと、すっきりとした後味とキレのよさ。大人の新たな味覚をぜひ体験してみてください。

チョコレートと日本酒の、意外な出会い。

チョコレートソースには、Minimalならではのこだわりがあります。

選んだ銘柄は、カリブ海に浮かぶ島・トリニダード・トバゴ産カカオを使ったSAVORY HERBAL。フレッシュな杉の樽のような香りとドライミントのような爽やかさが特徴のチョコレートです。

この一品を温かなチョコレートソースに仕上げることで、香りが開いて濃厚に立ち昇り、カカオ本来の“素材感”を強烈に体感できるようになります。

SAVORY HERBALはハードリカー系のお酒や樽香・醸造香との相性に優れるため、日本酒とのペアリングにも非常に向いています。

今回、自家製アイスに仕上げる日本酒に選んだのは、北陸・金沢で愛される「福正宗」の純米にごり酒『しろき』。1625年(寛永二年)創業の金沢でも最も長い歴史をもつ酒蔵、福光屋さんのお酒です。

にごり酒とは、お酒を搾るときに目の粗い袋で濾すことで「おり」とよばれる白濁成分を残した製法で、一般の日本酒以上に“素材の味を活かした日本酒”と言われています。

『しろき』は、にごり酒をさらに瓶内で発酵をさせます。発酵でできる炭酸ガスがシュワッとした発泡性のキレの良い味わいとのど越しを生むことから、「お米のシャンパン」と呼ばれます。

爽快感のある日本酒と、清涼感のあるチョコレートは、暖かくなるこの季節にオススメの組み合わせです。

ところで、チョコレートと日本酒と聞くと一見遠い距離にあるように感じられる両者ですが、じつはともに「発酵食品」という共通点があります。チョコレートはカカオ豆を発酵し、日本酒はお米を発酵します。またMinimalのチョコレートは素材を活かす和食とも通じる引き算の発想で、カカオと砂糖だけでシンプルにつくっています。

発酵と、日本の食のものづくりという素材感を楽しむ共通項によって、Minimalのチョコレートと日本酒は響き合ってより良い風味を生み出してくれています。

純米酒『しろき』を、濃厚なアイスに。

“日本酒アイス”はお米の旨味をたっぷり残したにごり酒『しろき』の、フレッシュで爽やかな魅力をそのまま活かすレシピを開発しました。

まず、アイスクリームをつくるプロセスでお酒には熱を加えず香りやアルコールを飛ばさずお酒のまま、お米の味を残して仕上げています。