住みたい街No.1?!池袋から起こすデパ地下イノベーション

消滅の可能性があった!?「池袋」の大変貌。

 

池袋が住みたい街1位に輝きました!

「え?1位!?」と思わず疑った方も多いのではないでしょうか。 (2017年『首都圏「借りて住みたい街」ランキング』HOME’S 総研調べ)

池袋といえば、かつては「セゾン文化」の中心地。90年代以降はテレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や、アニメ街(乙女ロード)や多国籍料理(チャイナタウン)といった印象が強いかもしれません。

 

 

池袋駅は巨大なターミナル駅で、一日の乗降客数は約260万人。

日本第3位と同時に世界第3位の規模でもあります。 (ちなみに世界第1位は新宿、世界第2位は渋谷と日本の駅が上位を独占しています。)

高い利便性と割安な家賃を武器に昔から人気の街のひとつでしたが、その池袋を擁する豊島区が2014年に「消滅可能性都市」に挙げられたというニュースをご存知でしょうか。

ちょっと信じられないニュースですが、当時は広く衝撃を与えました。 理由について諸説ありますが、「女性が住みにくい街」のため20歳~39歳の女性の転入が大幅に減る、と予測されたことが要因だったようで、東京23区では唯一「消滅可能性都市」に名前が挙がりました。

豊島区は早急に「女性が暮らしやすいまちづくり」を掲げて、池袋の立教大学・荻原教授と区内在住の女性でチームを編成し、女性によるまちづくりの提言をまとめていきました。

小さな取り組みから、治安上の課題でもある空き家の活用を推進する「リノベーションスクール」や池袋駅前の再開発「国際アート・カルチャー都市構想」など、大きな取り組みまで幅広く進められ、2020年には劇場施設等を備えた大型文化・芸術拠点が誕生する予定です。

 

「東京23区で唯一の消滅可能性都市」という衝撃のニュースを受け、豊島区・高野区長はマニフェストで「世界レベルの住みよいまち、豊島」を掲げました。

マイナスをゼロに、そしてさらにプラスにする取り組みが、住みたい街1位という成果につながったのかもしれません。

池袋はピンチをチャンスに変え、どの大都市にも類を見ない住みやすい街へと変貌をまさに今とげようとしています。

 

 

日本独自の文化、食のまち「デパ地下」が打つ次なる一手。

 

池袋の街の特徴のひとつには、池袋駅から直結している地下街があります。 複数の百貨店とつながり、地上に一度も出ることなく全店舗にアクセスできる地下街は、実は日本一の「デパ地下」街として食品関連では日本最大の店舗数を誇っています。

ところで、誰もが心を躍らせる「デパ地下」が、日本特有の形態であることをご存じですか?    

かつてのデパ地下は「地下食」と呼ばれる一般的な地下食品売場に過ぎなかったのですが、2000年前後を境に「デパ地下グルメ」が一大ムーブメントを巻き起こします。 特産品展やお土産物で人気を集めた時代を第一世代(地下食)とすると、有名スイーツ店が続々と出店し、目にも楽しい贅沢なお惣菜が並んだのが第二世代(デパ地下ブーム)です。

第三世代は、知る人ぞ知るような名店がデパ地下に出店し、目の前の厨房で調理を行ったり、出来立てを食べられる席があったりと、「デパートの地下」とは思えない、五感で楽しめる店舗の集合体へと進化を遂げました。

 

身近で慣れ親しんだデパ地下ですが、実は時代にあわせた改革を繰り返すことで今も昔も変わらず愛される場であり続けています。

 

ここからデパ地下は、さらにどのような発展をとげるのでしょうか。

まずは、より希少な商品や店舗、そこでしか味わえない楽しみを提供するコンセプトストアや体験型ストアなど、路面店が集まったようなフロアになることが考えられます。

さらに、デパ地下はもはや食の専門店の集合体ではなく、フロア全体がひとつの「まち」として新しい文化や価値観を発信する場になっていくのではないかと、私たちは考えてい

 

デパ地下は、1フロアに100店を越える店舗数も珍しくなく、言うなれば「1つのまちの飲食店」が集約された場所です。

たとえば銀座には銀座の空気、表参道にも、下北沢にも、それぞれの街の空気があって、その空気に期待を寄せて集まる人と、期待に応える店舗があります。 街では「モノを見る・買う」だけが目的ではなく、新しい価値に触れ、刺激や喜びを得て、その結果サービスや商品を購入するという活動が行われています。 それぞれのまちで異なる活動があり、だからそれぞれのまちで異なる空気が生まれます。

 

私達がイメージするデパ地下の未来の姿は、こうした「まち」です。

店舗個々に魅力があり、各店一体でお客様を魅了し、お客様が期待を寄せる空気が漂う「ひとつのまち」です。

そんなデパ地下で今年、大きな話題のひとつが、変貌をとげる池袋の西口に日本一の食品販売面積を有する、東武池袋店の「プラザ食品館」フロア全面リニューアルです。

 

 

デパ地下から、新たなチョコレート体験を。

 

東武池袋店「プラザ食品館」フロア全面リニューアルでは、Minimalを含む15店舗が百貨店に初出店をします。

最大の特徴は、リニューアルに際してフロア全体をすべて取り壊し、工房から店舗までを各店が独自に設計・デザインをし、ほとんどの店舗が工房を備え付けている点にあります。 そのためデパ地下でありながら、さながら強いこだわりをもつ食の路面店が並ぶ目抜き通りを歩いているようにも感じられます。

通りを歩けば、チョコレートの香り、パンの香り、焼き菓子の香りが四方から漂い、お酒とチーズのペアリングを楽しんでいる人や、厨房で慌ただしく鍋をふるう人の動きが目に入ってきます。

 

今回、Minimalもキッチンを構えてお客様の目の前でチョコレートをおつくりしています。

フロアには焼きたてのカカオ豆の香ばしい香りや、チョコレートの甘い香りが漂って、このキッチンでつくるここでしか買えない出来たてのチョコレートも新たにつくりました。

またデパ地下というまちを楽しんもらうために、小休憩ができるスタンディングのカウンターと、東武池袋店限定の新作カップスイーツ(アフォガート)やカフェメニューもご用意をしています。

 

Minimal初の百貨店出店となる新店舗は、変貌を遂げる刺激的な都市の中でより多くの人に新しいチョコレートの体験を届け続けるという思いを込めて「東武池袋 Metro Kitchen&Store」と名付けました。

キッチンやメニュー以外にも、世界中から厳選して仕入れたカカオ豆や、開発中のチョコレートを保管する「チョコレートセラー」を併設させたり、天然木(ウォルナット材)から削り出した無垢材を贅沢に使用したカウンターを中心に構えました。

カウンターは無垢材の重厚感と温もりを感じていただきながら、私たちが大切にする素材本来の豊かさやものづくりの姿勢をご体感いただくためのおもてなしです。

 

 

Minimalはカカオ豆の最大の特徴である“香り”を追求し、チョコレートの新しい楽しみ方を提案するBean to Barブランドです。

板チョコレートはシンプルな見た目ですが、一口食べていただくとカカオの産地で驚くほど異なる風味を楽しめます。また、カカオと砂糖だけで仕上げていることで、同じく素材本位でつくられたコーヒー、ワイン、ウイスキーなどとのペアリングが好相性です。

「カカオだけで味が全然違う」「私はフルーティーなチョコが好き」「僕はコロンビアのチョコが好き」「ワインに合うね」「あなたはきっとこの味が好きだと思った」「チョコレートって楽しいんだね」。

そんなチョコレートが一枚あるだけで場が彩られ、会話が盛り上がるような驚きと喜びのあるチョコレートを、新店舗からもお届けしていきたいと思います。

 

 

今月のおすすめ商品 今月発売の”NUTTY CHOCOLATY”が入った、5枚の食べ比べセット 「Bean to Bar Chocolate 5pcs Set」 商品ページへ 東武池袋店へのアクセスはこちら

コラム・レポート

← Older Post Newer Post →