1.1 引き算でつくるチョコレート
Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)チョコレートは、熱帯地域で採れる「カカオ」という農作物を原料に、職人が手づくりで製造します。 ワインやコーヒーと同じように、原料から丹念にものづくりすることで、おやつでも、高級品でもない、「嗜好品」に仕上げます。
ある産地のカカオはナッツのようにまろやか。ある産地のカカオはベリーのようにすっぱい。そのくらいカカオは多様な果物です。
Minimalは日本人による繊細な感性で、素材そのものの個性を活かしたチョコレートをつくります。原料はカカオと砂糖だけです。香料などを足さず、「最小限」の要素と、極限までの「引き算」の発想でつくる、新しいチョコレートです。
Minimalのチョコレートはザクザクとした食感が特徴です。 これは、カカオ豆の粒を粗く残す独自製法によるものです。風味の変化を最小限にとどめることで、チョコレートをかじるとカカオの香りが口いっぱいに広がります。
日本食のような引き算でつくられた新しいチョコレートをぜひお楽しみください。
next story : 農家と一緒につくるチョコレート Minimalがわかる4つのストーリー
①Chocolate_新しいチョコレートの話 "チョコレートを、嗜好品に" 1. 引き算でつくるチョコレート 2. 農家と一緒につくるチョコレート 3. チョコレートを新しくする
②Bean_素材の話 "世界を舞台に最高のカカオを求めて" 1. 南国のフルーツ「カカオ」を探す旅 2. チョコレートは発酵食品 3. カカオ探しの旅はパートナー探しの旅
③to_製造の話 "製造は、カカオごとに" 1. 日本人ならではの素材を活かす製法 2. おいしく食べるためのデザイン 3. 世界最高峰のチョコレート品評会にて銀賞受賞
④Bar_楽しみ方の話 "3種の香りでペアリングを" 1. Minimal独自の3種のフレーバーライン 2. ペアリングを楽しむチョコレート 3. Minimalならではのカカオの味わい方